土地建物で400万UP

リクルートの住まい領域の調査研究機関・SUUMOリサーチセンターは15日、2024年の「注文住宅動向・トレンド調査」の結果が以下の通りです。

 建築者の建築費用(土地代除く)は、全国が平均3,415万円(前年調査比229万円増)だった。土地代も全国が平均2,331万円(同186万円増)となり、いずれも直近9年間の最高値となった。また、「新規建築」の割合は84.1%、「建て替え」の割合は15.0%だった。

重視した点は、「間取り・プランが良いこと」(45.5%)がトップ。前年との比較では、「ZEHであること」(21.4%)や「アフターサービスおよび保証制度が良いこと」(29.1%)が増加.。

「設計の自由度が高いこと」(26.0%)や「外観デザインが良いこと」(26.8%)、「家事・子育てがしやすい間取りであること」(32.9%)は減少した。

 注文住宅建築者(全国)のZEH認知率は78.3%に達し、うち「内容まで知っている」割合は38.1%となった。内容認知率については、前年より5ポイント増加しており、過去最高。さらにZEH認知者のうち、導入を検討した人は74.4%、導入を実際に購入した人は45.0%となり、いずれも過去最高となった。